自己を否定するのでも無理に肯定感するのでもなく、そのまま受け止める事が大事だとアドラー心理学を作ったアドラー氏は述べる

アドラー心理学では、出来ない自分を受け入れる事が大事だと伝えています。 出来るように追い込む事も時に必要ですが、追い込んでばかりいては疲れてしまいます。 その理由は、自分で自分の事を認めず虐げているに過ぎないからです。 その人のためにやった事が結果として大きなプレッシャーを与えてしまったという事例は、良く耳にすると思います。 自分自身に対しても、上記の事例は当てはまります。 自分で自分にプレッシャーを与える事も、よかれと思って行動し傷つけた他者と相違無いのです。 ですから出来ない事は出来ないと、受け入れた方が楽なのです。 その方が、自分を追い詰めずに生きられます。 自己を否定したらどんどんマイナスなイメージが付いて、最後は何も無い人間だと思い込んでしまうようになります。 また無理矢理肯定したら、今度は認められ無いと気が済まない性格になってしまうでしょう。 それに無理に肯定する事で遣る瀬無さを感じてしまい、1周回って自己否定へと繋がってしまうかもしれません。 しかしアドラー心理学の教え通り、ありのままの自分を愛する事でマイナス意見を持たないように出来るのです。 そして出来るという事に対する執着も無くなり、自由に生きられるというのがアドラー心理学の考えです。