呼び掛けに応じなくても怒らないのが愛犬のしつけ

犬を飼っている人は誰しもが経験した可能性があります。 犬を呼んだのに近くに来てくれないということを。 犬とコミュニケーションを取ることが目的だったり、散歩に連れていくために呼び掛けますが、応じてくれないと困惑してしまいますよね。 しかし、なぜ犬は呼んでも近づかないで離れてしまうのでしょう。 もしかすると、呼ばれることに抵抗があるのかもしれません。 「おいで!」と呼んでいるのに犬が逃げていくのは、犬が「おいで!」という言葉に何らかのトラウマを抱えているという意味ではないでしょうか。 「おいで!」と声かけをして呼び寄せたあと、毎回リードに繋いでいたりすると「これはリードに繋がれる合図だ」と思って嫌がっている場合があるのです。 犬に直ぐに寄ってきてもらえるように、犬の中にある「おいで!はリードに繋がれる合図」という認識を、楽しいことで取り除いてあげましょう。 また、リードに繋がれても楽しいことがあることを教えましょう。 そうして、リードは嫌な物ではないと思ってもらいます。 リードが悪いことではないとわかったら、犬も近づきやすくなるでしょう。 ですから、呼び掛けに応じなかったとしても怒りは禁物です。 怒ると更にリードが怖い物だと認識してしまうかもしれません。