アドラー心理学を使った「アイメッセージ」という心理療法について

アドラー心理学を元にしたコーチングという心理療法では、「アイメッセージ」にて自己受容をしようと言っています。 アイメッセージにて自己受容を行えば、自然と他人を認める事が出来るようになるでしょう。 アドラー心理学的な考えを持つコーチングが伝えるアイメッセージとは、自らを主語とし伝えていく事です。 自らを主語(話の主役)とする事で、結果や行動の良し悪しではなく相手(自分)の存在そのものに着目出来るとしているのです。 つまりアイメッセージを伝える事で、相手も自分も認めて生きられるという事です。 それから行動ではなく存在を認めるというのは、出来たことに対して感想を述べるのでは有りません。 挑戦した事自体を認め、それに対して労ったり激励したりするのです。 そうする事で、自分の事も他人の事も好きになれるでしょう。 徒競走で1番に慣れた事が偉いのではなく参加した事に意義が有るとするのが、アドラーの考え方なのです。 ですからアイメッセージを持って相手の良いところを見直し、良い人間関係を築きましょう。